コニカミノルタプラザ環境企画展『OGASAWARA』~小笠原、未来へつなぐ自然展~
の企画制作に携わらせていただきました。
展示はコニカミノルタプラザのギャラリーC,Bの2箇所を使用し、異なった手法で小笠原諸島の自然をデジタル技術を使った展示で表現しました。
■ギャラリーC:動くデジタルイラスト展示
ギャラリーの3面を包み込むように投影された小笠原の「陸」と「海」のイラストが、会場の様々な音に反応して動き出す、デジタルインスタレーションです。小笠原を愛したサウンドハンター、故・中田悟氏の遺した自然環境音と気鋭のアーティストにより制作された会場BGM、そして来館者の声、手を叩く音、奏でる楽器の音。様々な音でイラストが変化し、「景色」として、時に「色彩」としてイラストの中に現れます。目・耳・体を使いながら小笠原の自然の美しさを体感できるデジタルインスタレーションです。
「海」のシーンでは、会場の音に合わせて水泡が現れたり、サンゴが踊るなど海中の景色が変化します。イラストは近藤達弥さんに担当していただき、小笠原の海がすばらしい質感で再現されました。さらに蓮沼執太さんのBGMが音とイラストレーションの融合を高めました。
「陸」のシーンでは、音に合わせて色彩豊かにペインティングされたり、レインスティックの音に合わせて雨が降るなど、シーンごとに違ったアクションでの楽しみ方を提供させていただきました。イラストは黒田潔さんBGMはHIFANA(ハイファナ)さんに担当いただき、すばらしい世界観を作り上げていただきました。
■この展示の為に開発したロゴ
小笠原の植物や生き物で構成したオリジナルロゴを開発しました。
文字だけでは表現しきれない、小笠原の自然を強く訴求するデザインに仕上げました。